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マジョスレ

現行スレ

(彼ら熱く語りすぎです)

笑いとは一つのみが正解では無く 
響くか響かないかは個々の感性の問題にある 

「不特定多数」を前に10回のチャンスが与えられたとして 
全ての人に箇所は違えど3回ずつ響かせることができれば打率3割であり 
これは結構なヒット率である 

「何(のみ)が面白いのか」ではなく 
「いかにまんべんなくヒットを拾えるか」を考えるのをこのスレのテーマとする 
ブライアントのように三振王且つホームラン王のようなスタイルもあるわけだが 
ここでは安打製造機のイチローを目指すことにする 

ちなみに難しい言葉はいらない 
数学者や心理学者が仮に「何が即ち面白いのか」を知っているのであれば 
今ごろ世界中の芸人は学者や学問を齧った者ばかりで占拠されていることだろう 
あくまでも大多数が理解しえる内容で望むことにしたい 

具体的なネタの書き込みは必要があったときにはじめて使うレベルで構わない 
プロやプロ見習いもプロ志望も素人も一般人も皆歓迎 

これまでに叩き台として上ったもの 

・緊張の緩和 
・不謹慎(・いたずら) 
・空気や定まった流れ、固定観念等からの逸脱(ギャップ) 
・珍重的、見世物的な欲求を満たすもの 
・その表現をワンシーンとしてそこからの広がりが見込めるもの(おのおのの発展性) 
 ≒バラレル、パロディ 
・既知の知識の共有による連帯感及び優越感 
・優越感 

(・因果応報(勧善懲悪)) 

過去ログにある良質な書き込みを引用してみる 


「パンはパンでも食べられないパンは?」 
これは最も有名ななぞなぞの一つだ 
答えの設定はご存知の通り「フライパン」 
この答えをどうボケたら面白くなるのだろうか 


普通に食べられないパンを言う 
解:腐ったパン 

フライパンを間違えてみる 
解:ナベ 

別のパンと付くものにしてみる 
解:パンツ 

下ネタにしてみる 
解:うんこパン 

「食べられない」を間違える 
解:フランスパン 

「なぞなぞ」を「質問」と間違えてみる 
解:コロネが苦手です 

すべて間違える 
解:乳輪大納言

以下被せるパターン 

普通のパンに間違った補足を入れてみる 
解:うぐいすパン(うぐいすが可哀想だから) 

さらに発展させる 
解:あんパン(あんこが可哀想だから) 

間違いに間違いを重ねる 
解:うんこパン(うんこが可哀想だから 

ここまでで解答は丁度10個であり 
自分は 
・ナベ 
うぐいすパンをフリとしての 
・あんパン(あんこが可哀想だから) 
・うんこパン(うんこが可哀想だから) 

の3つがヒットした 
3割打者ならば相当なものだ 


ここまでで一つ重要なのは 
素養として「最低限の秩序」がおそらく必要であることである 
これは「空気や定まった流れからの逸脱(ギャップ)」の 
下地(空気や流れ)がどれだけ堅いのか、である 

秩序のない環境で人を笑わせる場合は 
・既知の知識の共有による連帯感 
と 
・優越感 
程度しかなく しかも前者を使うことも困難な可能性が高い 

つまり「客に笑われる形になるよう頭の中で計算して笑わせる」という 
割り切りがないと否定したくなる手ぐらいしか残らないことが多い 


あるいは「つかみネタ、ギャグ=珍重的、見世物的な欲求を満たすもの」 
を持つことで客の好奇心を引き 
ギャグ以降の「最低限の秩序」を作り上げる(客のレベルを上げる)テクニックになる 


若干難しい話になってしまったが 
このあたりは「テロップを多用するバラエティ番組」と何らかの関連性がある雰囲気を感じる 
このスレでは「誰かがお題〜他者が解答」という流れは趣旨が異なる(それに適すスレもある)為 
ある程度仮定を考えた後に「自らがお題〜解答までを全部やる」形が望ましい 

ここ数日で大きく伸びたレスの内容は時間軸的な設定がどれも基本的に短い 
もうちょっと長いスパンの喜劇やコント、気持ち程度長い漫才にも 
得られるヒントはあるように思える 

また 
少し角度を変えてみれば何故児童に「うんち」というと大盛り上がりを見せるのか 
大人相手でも下ネタなら何故盛りあがるのか 
このあたりも笑いの関連性を見つける上で回避出来ないテーマなのかもしれない 
つまりこのスレは 
ある程度自分の中で何かがまとまったときに 
その仮定の理論を書き込み他者の同意を得られるか否かに使うのが 
レス数が伸びる前の使われ方となっていた 

あるいは何かが得られそうな時にそのきっかけを探る為に 
「具対的なこのネタが面白かった」ということをまず話し 
逆算的にでは何故面白かったのだろうというところを相談する等の使われ方 
といったところだろうか 

これらを踏まえて自らが自らのみで完結させるネタ本を書き込み 
それに多数が面白いとなれば方向性としては間違っていないことになる 

なお>>1にある通り課題は 
「不特定多数の一般人を相手にした際いかにおのおのへ3割打率のネタを撒けるか」 
であり 
つまりそれは造詣のピラミッド構造上 
造詣が深い相手には少ないネタ数で高打率を狙わない限り与えられたチャンスを損し 
逆に造詣が浅い相手には数撃って当てないとその広さをカバー出来ない 
といったところだろうか 

とりあえず頭の中でまとまっていない漠然としたものを 
そのままこのスレに書き込んでしまうと収集がつかなくなる為 
そこを踏まえてもらいたいところではある 
もっとも趣旨違いの書き込みが延々続くよりは大歓迎なのだが 

!ヒント集 

何で2回いうねん! 
お前それいいたいだけだろ! 
帰れ! 
お前がいうな! 
パクリやないか! 
そのまんまだろ! 
誰(どこ・何時)だよ! 
ちがうよ! 
〜してんじゃねーか! 
お前は〜か! 
〜じゃないんだから! 


562 :464 :03/07/23 23:58 
境界ってのは例えばつっこみで言えば 
・そんなに強く言ったらかわいそう 
・そこつっこむとこか? 
・うんうん、俺も同じ所でつっこむな 
・今のボケを流すなよ 
・今のをつっこまないでどうすんねん 
って感覚の違いですか? 

お笑いについての議論があると、必ず出てくるのが「ネタのレベル」の話だ。 
しかし、ネタをレベルで区分する考え方には、大きな間違いがある。 
"高レベルのネタ"が"低レベルの客"を笑わせられないことがあり、 
"低レベルのネタ"では"高レベルの客"に通用しない。 
お笑いの世界では、大が小を兼ねないのだ。 
つまり、"高レベルのネタ”とされるものは"低レベルのネタ"が成長したものではなく、 
全く別のものとして捉えなくてはならないのだ。 
しかし、全てのネタを同じ線の上に並べて論じる「レベル論」では、そこに目が届かない。 
ではどのようにネタを区分すれば良いのか。 
私は、ネタを地図に置き換えて考えるべきだと思う。 
お笑いの地図には、コント市、漫才市、下ネタ市、ブラック市、シュール市、etc…といったふうに 
ジャンルごとにわけられた土地があり、そこにはそのジャンルを好む人達が 
家の代わりに「壷」を置いているのである。 
その中でも多くの人が壷を置く所、繁華街とでも言うべき所が、そのジャンルにおける 
大衆向け、すなわちマジョリティな笑いであり、町はずれの寂しい土地に 
疎らにある壷が、マイノリティな笑いになるわけである。 
そしてその地図にネタを投下して、どこにある壷に入るかで、受ける受けないの 
結果が出るというわけだ。 
壷が密集した土地を狙って上手く着地してくれるネタを、安定して多数作れる者こそが、 
笑いの世界での成功者となれるのだ。 
大衆向けの笑いがつまらなくなったと感じたら、それはレベルが上がったのではなく、 
単に壷の置き場を移動しただけだ。 
もしもそれでもレベルという言い方に拘るならば、いくつもの市にまたがって 
多数の壷を持つ者がレベルの高い客、ということになるだろう。 

とまあ、こういう考え方なのだが、ネタ作りの役に立つ話ではないな。 
ただ時折、レベル云々で他人を不愉快にさせる阿呆がいるので、いつかは 
言わねばなるまいと思っていたのだ。